平成22年度愛知県大府市商工会議所一店逸品運動

オーナーシェフ 大矢 慎治 愛知県大府市ローザンヌ洋菓子店  平成22年度愛知県大府市商工会議所一店逸品運動 「小麦若葉のマドレーヌ」「もち麦こうせんのマドレーヌ」



今年度の運動テーマはずばり「健康」です。
幸せ気分になれるスウィーツで皆様の健康を考え、今年の逸品を作りました。

小麦若葉のマドレーヌ 210円

青汁の原料である
「小麦若葉」
非常に細かい粉末を如何に生地にうまく分散させるか!
失敗を繰り返す内に、ある方法にたどり着きました。
無味無臭である「太白ごま油」をうまく活用、見事に均一な分散に成功。
青臭さを押さえ、口どけ良く焼き上げました。
食物繊維豊富な寒天も配合し、まさに栄養成分の宝庫のようなお菓子に仕上がりました。



もち麦こうせんのマドレーヌ 210円

昔懐かしい
「もち麦こうせん」
もち麦にはさまざまな栄養素が含まれています。
こうせんに加工する事で、きな粉のような香ばしい香りが立ちます。
知多半島でも限られた農家さんで栽培、加工されています。
縁あって、げんきの郷さんから仕入れさせて頂け、お作りする事ができました。
食物繊維豊富な寒天も配合し、まさに栄養成分の宝庫のようなお菓子に仕上がりました。

愛知県大府市ローザンヌ洋菓子店平成22年度一店逸品、「小麦若葉のマドレーヌ」「もち麦こうせんのマドレーヌ」



☆小麦若葉とは  

原料の小麦若葉は、豊かな自然が残り、きれいな水と土壌に恵まれたニュージーランドの契約農場で栽培された
オーガニックのものを仕入れています。
農林水産省が認定する有機JASを取得しており、安心してお召し上がりいただくことが出来ます。

麦若葉の特長としては、ケールなどの他の緑陽野菜と同様に、ビタミンやミネラル、食物繊維をはじめとする、
さまざまな栄養素を豊富に含んでいることが挙げられます。
その他の青汁の原料に比べて、麦若葉にとくに多く含まれている成分は、SOD(スーパーオキサイドディスムターゼ)という酵素です。
SODは体内の細胞を酸化させ、体の機能を錆びつかせてしまう活性酸素を除去する抗酸化作用を持っており
、アンチエイジングに大きな効果を発揮することが期待されています。
人間の体内で活性酸素が増殖し、細胞が酸化していくにつれて、病気に対する抵抗力が弱まり、老化現象が進行していくのです。
健康の大敵となる活性酸素の発生や増殖を抑える力を持つ麦若葉は、いつまでも健康でありたいと願う人々の大きな期待を担う注目の食物です。

しかし、麦若葉が持つSODなどの有効成分を積極的に摂取しようとしても、麦若葉そのものが硬い繊維質に覆われており
、体内に上手く取り込むことができません。そのため、麦若葉を使った青汁は細かい粉末状に加工されたタイプが多くなっています。

*1.SODとは…
スーパーオキシドジスムターゼの略で、体内に存在する酵素の一種。活性酸素に影響を与えるといわれています。
SODは年齢を重ねるごとに減少していきます。

*2.クロロフィルとは…
クロロフィルは葉緑素のことで、緑色野菜に多く含まれ、胃の健康や造血に効果的と言われています。


☆もち麦とは  

裸麦のうち、もち性の品種のものがもち麦です。
もち麦は、愛媛県の南予や島しょ部など、水不足の地域を中心に、もち米の代替品として昭和初期まで広く耕作されていました。

もち米のかわりに使っていたことから「ダンゴムギ」と呼ばれたり、穂や粒の色から「スミレモチ」と呼ばれたりしましたが、
栽培の難しさから、次第に作付されなくなってきました。

ところがこのもち麦は、穀類の中でも食物繊維の含有率が高く、白米の約10倍も含まれているため、機能性食品として見直されつつあります
。特に、血中コレステロールを下げる働きや、大腸ガンの予防効果があるとされる食物繊維のβ−グルカンが、

米や小麦に比べて多く含まれています。また糖質が少ないのも特徴です。
そんなこともあって、健康食品としてもち麦を見直す機運が高まり、もち麦の復活に取り組む農家も出てきました。

知多半島産のもち麦を「こうせん」に加工したものを、げんきの郷より仕入れております。

*βグルカン(ベータグルカン)とは
主にアガリクスをはじめとするキノコ類や酵母類の細胞壁に含まれる健康維持に役立つといわれている成分です。


☆麦こうせんとは

はったい粉ともよばれ、オオムギを炒って挽いた粉。
別名は麦焦がし(むぎこがし)、煎り麦(いりむぎ)、香煎(こうせん)。

方言名として、煎り粉(いりこ)、御粉(おこ)、散らし(ちらし)、香ばし(こばし)、香粉(こうこ、こんこ、ここ)、
はね粉(はねこ)、麦粉(むぎこ)、香しん(こうしん)などがある。

色や香りは、大豆から作られる「きな粉」と混同されやすい。 焙煎してあることにより、消化しやすく、素材の甘みがあり香ばしさがある。
保存性がありながら、いつでも食べられる簡便食、携行食として重宝されている。チベットでは類似のものをツァンパと呼び、主食としている。

砂糖を混ぜて粉のまま食べても良いが、喉につまりやすいので、多くは湯で粘土状に練って、練り菓子として食べる。
茶で練って食べることもある。粥や茶粥などに混ぜて食べてもよい。

また落雁(らくがん)などの和菓子の原料として用いられる。ホットケーキやクッキー類に混ぜてもよい。

きな粉牛乳のように、牛乳に加えて飲む人もいる。

戦時中に食べられていた物でもある。徳川家康も好物であったとされる。

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